ミリ波退突センサー

トラックの後退時の衝突を防止

ミリ波後退衝突防止センサー

トラックのバックセンサー装置「ミリ波退突センサー」は、トラック後退時に後方の障害物や人との衝突を防ぎます。

トラックの後方に取り付けた4つのセンサーが障害物を検知し、運転席に警告音を鳴らして知らせます。
センサーにミリ波レーダーを採用しており、夜間や視界の悪い場所でも高精度の検知が可能。

後退時の事故リスクを軽減し、ドライバーに安心・安全をご提供。ドライバーの強い味方です。

ミリ波退突センサーの特徴

死角になりやすい障害物を検知

検知範囲は角度が144°と広範囲をカバー。ミラーやカメラの死角になりやすい障害物にも検知が可能です。
検知距離は最長150cm。距離別3段階(50cm・100cm・150cm)で、それぞれ異なる警告音でお知らせします。

視界の悪い状況でのバックも安心

ミリ波退突センサーは、後方の障害物を「音」で知らせるため、ミラーやカメラでは確認しずらい夜間や霧などの視界の悪い状況も安心です。

動いているものや、人にも反応

ミリ波退突センサーは、止まっているものだけでなく、動いているものや人も即座に検知します。

取り付けイメージ

4つのセンサーをトラック後方の上下左右に取り付け、インジケーターを運転席に設置します。
後方のセンサーが障害物を検知した場合、運転席のインジケーターが点滅するとともに、警告音でお知らせします。

センサーの検知範囲

上下方向のセンサー検知範囲

上方45°、下方15°が検知範囲です。

横からみた図

左右方向のセンサー検知範囲

水平方向は144°が検知範囲です。

上からみた図
運転席のインジケーター
(右側のセンサーが検知)

車両と障害物によって異なるブザー音(警告音)が鳴ります。
さらにブザー音に合わせて右側・左側の警告ランプが点滅・点灯します。

車両と障害物の距離 約0.5m以下 約0.5~1m 約1~1.5m
ブザー音(警告音) ピー
(連続音)
ピ・ピ・ピ・ピ・ピ
(早い断続音)
ピ……ピ……ピ……
(遅い断続音)

製品仕様

ミリ波退突センサーに含まれるもの

ミリ波後退衝突防止センサー
「ミリ波退突センサー」のセンサーとインジケーター

ミリ波退突センサーには各種取付備品がセットになっています。

  • センサー×4
  • インジケーター×1
  • 各種ハーネス
  • 取付ステイ
システム全体センサーインジケーターハーネス
電源電圧 24V
最大電源電圧 30V
消費電流 0.2A(typ)
動作保証温度 -20~70℃
感知タイプ 79GHzミリ波レーダー
検知範囲角度 水平144°、垂直(上方45°、下方15°)
検知範囲距離 1.5m(取り付け条件、障害物によって変わります)
防水性能 IPX7
サイズ 約W71×H71×D32mm(1個)
重量 約70g(1個)
サイズ 約W97×H25×D70(ステー含まず)
ブザー音量 75db(typ)
電源コード長さ 約1.2m
ヒューズ 5A
Aタイプ 全長約5m
Bタイプ 全長約10m or 約15m
Cタイプ(車両左側用) 全長約3.8m
Dタイプ(車両右側用) 全長約6.5m

様々な企業損失を削減!

事故を起こした場合、企業に多くの「損害」と「損失」をもたらします。「ミリ波退突センサー」を導入することで、企業の多くの損失を防げます!

事故による企業損失

  • 経費の増大:トラック事故により、損害賠償に伴う保険料や経費の負担が増大する可能性があります。
  • 人的損失:トラック事故は従業員の負傷や精神的ダメージ・モチベーションの低下を引き起こします。
  • 物的損失:車両の損壊による修理費用や、修理期間中の機会損失を生みます。
  • 社会的信用の損失:企業のイメージダウンや取引先との信用失墜に伴う機会損失も考えられます。
  • 時間の損失:事故の処理に関わる人員の時間のロスが発生します。
  • 配達遅延による損失:トラック事故で配達が遅延した場合、顧客からクレームがつくことがあり、その対応に企業が時間とコストをかける必要があります。

よくある質問

どのような車両に取り付けができますか?

小型~大型までのトラックの箱車・平車の両方に取り付けが可能です。トラックの仕様によっては取り付けが難しい場合がございますので、事前に車検証や背面画像をお送りいただき、確認をさせていただきます。

センサーは4点取り付けですか?

基本的には4点で取り付けを行います。箱車の場合、上下左右の4ヶ所に取り付けます。

平車(平ボディ車)にも取り付けは可能ですか?

はい、平車や特殊車両などの4点取り付けが難しい場合は、2点取り付けで対応させていただいています。
(センサーの構造上、4つのセンサーを全て接続することで機能しますので、キャンセラーというミリ波レーダーが出ないように加工を施したダミーのセンサーを2つ用意し、トラックの下側など邪魔にならない場所に取り付けを行います。)

取り付け作業もお願いできますか?

はい、取り付け作業も当社にて手配可能です。取り付けを自社で行われる場合は商品のみをお送りします。

バックギア連動ですか?

基本的にはバックギア連動でご使用いただいています。

資料ダウンロード

「ミリ波退突センサー」のカタログは以下よりダウンロードいただけます。